コーヒーと湿度と漆喰と

今週は全国的に寒さが続いてますね
寒さと乾燥で風邪が蔓延しそうですから手洗いうがいで気を付けましょう

過度な乾燥は人間だけでなくコーヒー豆にもよくないんです

RIOは自家焙煎店ですので当然生豆も扱いますが、乾燥は生豆の鮮度に影響します
近年は麻袋の中にGrainProという素材で劣化対策をしたり、品評会の豆や特別な豆やマイクロロットの豆などはバキュームした脱酸素状態で輸送保管されています。

もちろん乾燥だけでなく高湿もダメですので、焙煎豆の管理は温度の低すぎない
状態で冷蔵保管しています

でもこれだけでは抜本的な対応ができない…
そこでRIOではどのような対策をしているのかを今日はご紹介したいと思います

と言いつつ実は特に何もしてないんです

どういうことかと言いますと、店舗工事の段階で、調湿作用のある特別な漆喰で
店内を左官することで持続的な品質管理をしているのです

漆喰は調湿作用があることはみなさんご存知だと思いますが、当店ではより調湿効果の高いNHL(Natural Hydraulic Lime)という天然水硬性石灰を使って職人さんに左官していただきました

そこにほんの少しだけコーヒーの出がらし、抽出かすを混ぜてあるのが店内の壁面です

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水硬性石灰は、古くギリシャ・ローマ時代から使われてきた建築材料だそうで、近年は環境に配慮してヨーロッパでも積極的に利用されているようです

以下お世話になったクスノキ石灰さんからの引用

NHL(天然水硬性石灰)はNatural Hydraulic Limeの略称で、粘土質の石灰石を焼成して得られる水硬性石灰の一種です。 水と混合することで短期間に硬化し、さらに空気中での二酸化炭素との反応により、完全に硬化します。 また、硬化した後は再び石灰石(CaCO3)に戻るため、リサイクルが可能です。

NHLの特徴

ですので、開店後はな〜んにもしてません

お客様からよく言われる

あ〜〜いい匂い

ああ〜〜〜なんか気持ち良い

その理由はこれかもしれませんね

ちなみに看板のあるサーモンピンクの外壁もベースはNHLです
そこにタデラクトというモロッコ・マラケシュ地方の漆喰手法で顔料を混ぜた石灰を左官し、さらに石で磨くことでツヤの仕上がりになっています

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ご来店の際は店内の凛とした空気も合わせて、コーヒー気分に浸っていただければ幸いです

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