メコンオーガニックプロジェクト in ラオス 前編

こんにちは店主のやぎです 今回は昨年末に店主がラオスに出張していたプロジェクトのお話、その名は

メコンオーガニックプロジェクト

このプロジェクトは京都で野菜提案企業として有名な坂ノ途中さんが中心となって発足した新プロジェクトです。

“百年先も続く豊かな森をラオスから”

  と題してオーガニックコーヒーを中心としたフォレストコーヒーを核に、豊かな森を守りつつ人と森の共生を目指すプロジェクトです。  
メコンオーガニックプロジェクトは、ラオスの深い森の中おいしいコーヒーをつくることを通して、 環境負荷の小さい農業を実践する山岳少数民族の人たちの伝統的な暮らしを支え、失われつつある豊かな森を、未来につなぐプロジェクトです。  
ラオスというと皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか? 正直私も訪問するまでは東南アジアの国くらいしか認識がありませんでした。 コーヒーについても当店で扱うスペシャルティコーヒーというよりは、味わいに特徴のないビターな味わいという印象を持っておました。 こちらはプロジェクトサイト内のラオス案内から一部抜粋  

森の国、ラオス

雄大なメコン川の上流に位置する東南アジア唯一の内陸国、ラオス。 豊かな森に抱かれたこの国は「貧しくも飢えのない国」とよばれ、自然と共生した独自の暮らしを守ってきました。 私たちはそんなラオスの山奥で、伝統的な焼畑農法を営む山岳少数民族の人たちに出会いました。 彼らは毎朝早くにロバを連れて山に出かけていっては、畑で陸稲や野菜を育て、 休閑地でキノコや薬草を採り、森の中で狩りをし、草木で布を美しい色に染める 。子ども達は木を削り作ったコマで遊ぶ。 彼らにとって森は、生活そのものでした。  
そんなラオスの民にとって自然と共存していたコーヒーを坂ノ途中さんとのご縁もあり、今回は品質向上策でお手伝いするきっかけとして、視察を兼ねたワークショップを行ってきました。 今回はラオスでの活動内容を前後半2回に分けてお届けしたいと思います 私が訪れたのはラオス北部のロンラン村、こちらはモン族という少数民族の小さな山岳民族です。村へのアクセスはラオス北部の古都ルアンパバーンから車で1時間ほど山を登ったところにあります ラオスには日本との直行便がありません、したがって関空からベトナム・ハノイ経由で北部のルアンパパーンに向かいました。今回は坂ノ途中の現地担当である安田さんにまかせっきりでしたので、ホテルも予約せず言葉も全く通じない状況のなか空港で待ち合わせ。このようなプロペラ機で空港ついたら夜で 『いなかったらどうしよ〜』 って思いましたが、無事に何事もなく合流できて一安心! この日はそのまま夕食後すぐに就寝。   初日は朝から役場の方とコーヒーミーティング  

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  こちらは役場のソムニットさん、翌日から訪れるロンラン村のアテンドをしていただきました。初めてのドリップに興味津々なご様子 美味しかった〜あっ 豆はRIOの持参豆です。 午後からはルアンパバーンの街中を散策♫ さすがは小乗仏教の国ラオス、街中のいたるところに坊さんがいます ラオスでは大学などの進学が資金面で難しい子供は出家してお寺で学問を学ぶのだそうです。 最後の写真はとあるカフェのポップ 日本のHARIOのロゴもありますね、さらに真ん中左側に注目してください Ninety Plus Coffeeのロゴが…!!! ナインティープラス社は知る人が知る世界中のトップバリスタから支持されるコーヒーメーカで昨年のバリスタ世界チャンピオンや準優勝に輝いた日本人岩瀬バリスタも使用するトップブランド。そんなロゴがラオスという東南アジアでも貧しい部類に入る国の古都で見かけるなんて!!本当にビックリしました

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  店内で販売されてます! どうやら裕福な海外オーナーが採算度外視で経営している様子で納得でした そんなこんなで初日は終了、いよいよ二日目は農村に入ります 続きは後半で!   坂ノ途中 http://www.on-the-slope.com/mekong メコンオーガニックプロジェクト http://www.on-the-slope.com/mekong