わたしがコーヒー生産地に行く理由

買付?
観光?
南米?

帰国後いろんな方から聞かれるので、こちらに記しておこうと思います。

今回無理をしてホンジュラス、ニカラグア、コスタリカの中米三カ国を訪問してきました(南米じゃありませんよ〜)

最近は産地に行かなくても日本にいながら高品質の生豆を仕入れることができる環境が整ってきました、これは一昔前には考えられなかったことです

では日程的にも季節的に桜のシーズンで忙しいなかお客様にご迷惑をかけながら、なぜ私が中米に行ったのか?
その理由をお話ししたいと思います

RIOは株式会社アルタレーナという法人形態で私はその代表でもあります

アルタレーナの掲げているミッションとして

「おいしさで繋がるコーヒーエコシステムを創造する」

 

というミッションを掲げています

エコシステムとは元々は生態系を表す言葉ですが、ベンチャー、スタートアップなどで使われる言葉で、ヒトモノカネが循環するビジネスに関わる全てのステークホルダーのつながりやのようなものを表す言葉です

この定義で説明するならコーヒーエコシステムとは

⑴美味しいコーヒーというモノが流通することで、コーヒーの種から最終的に抽出されたコーヒーカップまでのすべてのコーヒーに関わるヒトが、繋がること

⑵美味しとは可能な限り客観的に判断し、その判断基準に見合う対価カネを払うこと

これまでのRIOでは上記のエコシステムを創造すべく良質なコーヒーをお客様にご提案してきました。しかしながらそのコーヒーを作るヒトを提案することがなかなかできずに歯がゆい想いをしていたんです

「このコーヒーを作っているのは〇〇さんです。」

 

こんな紹介ををお客様にしながら、本当はこの〇〇さんに会ったこともなければ、どんな生活をしているのか、どんな想いでコーヒーを作っているのかを知らない、知り尽くしていない状態でした。

今回の旅はそのヒトに出会い感じるためにどうしても欠かすことのできない旅だったのです

そこで今回の旅の目的地として、最も思い入れの深い、なおかつお客様からの指示が厚いホンジュラスのコーヒーを中心に考えていたところ、同じような価値観でコーヒーに携わっている3人の仲間とともに旅をすることになったのです

さてホンジュラスのコーヒーの何が魅力的なのか?何故多くのお客様から人気があるのかを、説明したいと思います

ホンジュラスのコーヒーは2009年の開店当初よりラインナップされていました。人気だったエルソースやネルソンなど、紹介する多くの農園の生産地域がサンタバルバラという地域でした。その味わいはどこか複雑で浅く焙煎すれば爽やかな酸味特性を、深く焙煎すれば重たいフルーツ感が出てくるなんとも魅力的な甘さのあるコーヒー産出エリアなんです

今回はそんなサンタバルバラだけを3日間滞在し農園視察とカッピング、そして生産者の想いを聞いてきました。

さてここで

「どのようにコーヒーが日本に届くのか?」

 

この疑問を整理してみたいと思います。

まず美味しいコーヒーを作る生産者はほぼ100%パーチメントという脱穀前の状態まで自分たちで仕上げます。

しかしながらその先の、脱穀し麻袋(近年は真空も多い)に詰めて、さらにはバイヤーと直接金銭的やりとりまでして輸出する生産者は一部の大規模農園を覗くと極めて稀です

この写真のようにシーズン時は毎日のように生産者から生豆が届きます
彼らは私たちの滞在中8時〜21時まで毎日働いていました

私たちは同じような品質であれば、出来るだけ小さな農園と持続的な関係を構築したいので、必然的に生産者との間に入ってもらうエクスポーターが必要であり、また品質管理、金銭管理、生産者の関係性においてエクスポーターの役割はとても重要になってきます。

特に近年は美味しいコーヒー争奪戦で世界中から美味しいコーヒーを求めて私たちのような、ロースター、バイヤーがやってきます
私たちの滞在中にもアメリカのサンタクルスのロースターで東京にも出店したVERBの女性メンバーやカナダのバイヤーが来ていました。

そのような状態ですので、エクスポーターはどの農園をどこの誰に紹介するのか?というヒトとヒトのマッチングにおいてもとても重要な悪割を果たすのです

サンタバルバラには信頼できるエクスポーターがあり、今回はまずそこを訪問して

毎日ブラインドカッピング→点数評価→高得点→農園視察

こんな日々でした

彼らは私たちの想いと同じくコーヒーを通して生産者と持続的な関係性を構築してくれる、または継続できる可能性のある農園だけを紹介して、決して高く払う方に売るようなことはしません。これもコーヒーエコシステムにおいては、とても重要なことなのです

長くなりましたので具体的な農園情報などはまたまた次の機会にするとして、、、

私が中米に行った理由

最後までお読みいただきありがとうございます

追記:
RIOメンバー(スタッフ募集)への問い合わせ多数いただきありがとうございます。引き続き応募してます、エントリーお待ちしてます!

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