先週の9月23日に大阪のフードスケープSTOREさんで話題のグラインダー
コマンダンテの創業者が来日して開催されたタッチ&トライパーティーにお邪魔してきました
こちらが創業者で開発者のBernd Brauneさん
ものすごく気さくな方ですごくわかりやすいプレゼンテーションでした。
経歴が変わっていまして…
もともとはエンジニアだそうで名だたるメーカーにマイクロプロセッサを供給していたそうです。そこからコーヒー好きがこうじてコーヒー店を開業し自ら焙煎もし産地にも赴くというコーヒーマンだったそうです。
このようなキャリアの裏付けから生まれたプロダクトだからこそ唯一無二の商品が完成したのでしょうね。
ここからは
「コーヒーを挽くという行為がなぜ重要なのか」
を写真と共に解説してくれました。
コーヒーチェリーの断面図を指しながら、種子の構造と硬さの違いについて解説。コーヒーはハニカム構造になっているとのこと(彼はセルと言っていました)。そしてこのセルが硬ためにグラインドが難しいのだそうです
また収穫後の成長度合いも品種によって違うとのこと
質問
今からでてくる3枚の写真の内、コーヒーはどれでしょう?
1.
2.
3.
正解は…………..1です
ちなみに2はわかりますね、パンです
3はなんと女性の骨だそうです
次に彼が持ち出したのはこちらのクラッカー。これをコーヒーに例えて8等分にグラインドしてみる実験
持ち出したナイフでバリバリバリ…
8枚できたもののたくさんの微粉がでました。この微粉はコーヒーで抽出した場合に過抽出の原因となります。
ん〜〜めちゃめちゃわかりやすい!
ここからはいろんな比較データを見ながら解説してくれました
こちらはいろんな大きさの違いを拡大写真で比較
一般的なコーヒーの粒度は750ミクロン(右側の大きいやつ、今回は砂に例えてます)
それに対して左側は
髪の毛:43ミクロン
赤血球:7.5ミクロン
バクテリア:1ミクロン
また小麦粉120ミクロンだそうです。
もっとたくさん説明していたのですが、省略
とにかく粒度の均一性がいかに重要で、それを達成するためには
①硬いものを砕くために硬い素材で挽くことが重要
②粒度の安定性のために微粉を除く構造が重要
この二つを兼ね備えているのがコマンダンテだそうです
粒度が安定してますよーという図
そして今回、これまで以上に硬い鋼をしようした商品も発表されました。
例えるなら剣、それも写真のような剣よりもっと硬い
ニトロブレード58を搭載したアイアンハートというシリーズです
手前がアイアンハート、奥は一般的なセラミックミル
独自のベアリング構造をこのように回転させて解説、これはすごかったです!
さてここからは参加者の皆さんでタッチ&トライの時間!
そして希望者はコマンダンテで挽いていればどの抽出でもOK、その名もコマンダンテカップも開催されました
当店の新人 鈴木も興味津々!
こちらが予選を勝ち抜いた四人の精鋭
ちなみに私は…予選落ち、あ〜〜悔しい。でもジャッジのBrauneさんは私のが良かったと言ってくれました
ジャッジも真剣でです。審査はカッピング方式
奥からフードスケープ主催の堀田さん、Brauneさん、販売元であるボンタインコーヒーの加藤さんという超豪華なジャッジ陣
優勝商品はこちらのアイアンハート
あ〜〜欲しかった
最後はみんなで記念撮影
というわけでタッチ&トライでした。
コマンダンテのご購入は
こちらから、(新色も追加されました)