『世界をぷらぷら』in ベトナム
昨年事業設立10年を機に個人的な目標を
『世界をぷらぷら』と定めました
コーヒーを通して世界中の生産国、消費国をぷらぷらしたいと思っています
新年初のぷらぷらはベトナムです、2泊4日というハードスケジュールでしたが そんな強行スケジュールを組むことができるものベトナムの魅力です
ベトナムはブラジルに次いで世界2位の生産量を誇るコーヒー大国です。 ただそのほとんどがロブスタ種がメインのコマーシャルコーヒーであり、 当店のようなアラビカ種の中でも最高峰のスペシャルティコーヒーは皆無という状態です、しやでした。
ベトナムにもスペシャルティコーヒーがあることを知ったのは昨年夏、ホーチミンでカフェを経営する日本人が当店を訪ねてくれた際に『感想を聞かせてほしい』とサンプルとしてくれたコーヒーがきっかけでした。
そのコーヒーをカッピングして、可能性を感じたのコーヒーが今回訪問する農園なのです
この農園を紹介してくれたのは、昨年末にラオスに行ったことがきっかけで話しが進み今回に至っています
(ラオスについては近々ブログ記事かきますね)
ではまずは簡単なベトナムのスペシャルティコーヒーのヒストリーから ベトナムはフランスの植民地だったこともありコーヒーを栽培していましたが、ほぼ全てがロブスタ種でした。 アラビカ種が植えられたのは1992年カチモールとカステロという二つの アラビカ品種を移植し、現在はアラビカ種が全体の5パーセントにまで広がっているそうです
アラビカ種はロブスタ種に比べて標高の高さを求められます さらに標高はスペシャルティコーヒーにとっては非常に重要で当店で扱う多くの豆は 標高1200m以上、場合によっては2000m近い農園もあります
ただアジアの産地ではそのようなエリアは非常に少なく ラオス、インド、そしてベトナムのほんの一部のエリアに限られていると思われます そんな数少ないベトナムの優良エリアがラムドン省のダラットですダラットはコーヒー以外にも野菜や果物の産地として有名で日本の企業や農業生産法人も参画している貴重なエリアで、レタスやキャベツなどの葉野菜を中心にイチゴなどの果物も作られています
そんなダラットのコーヒーをアテンドしてくれたのはDuyさんベトナム人とベトナム農家に、そして世界中のコーヒーラヴァーにベトナムのスペシャルティコーヒーを伝えたい!
そんな想いでダラット市内にカフェを経営しながら約30の農家と契約して品種の選定から収穫、精製までを農家と共に試行錯誤しています
今回は彼のアテンドで農園を周りながら経営するTHE MARRIED BEANSの会社やカフェを視察、訪問させていただきました
では続きはまた