JBC2010を終えて②

さて今回は前回案内したジャパンバリスタチャンピョンシップ2010の続きです。 今回WBCからの招待審査員、右側がBrent Fortune氏、左がMike Yung氏です。 Brent Fortuneはアメリカ/オレゴン州ポートランドにある有名店『Crema Coffee+Bakery』の創始者兼オーナーで、スペシャルティコーヒー業界で12年以 上の経験を持っています。WBC においてはヘッドジャッジ・ジャッジErangler を務め、アメリカ各地をはじめ韓国・アイスランド・カナダ・メキシコ・オース トラリア・グアテマ ラ・パナマ・ニカラグアの大会に も参加した経験を持って います。 最近では、2010年ロンドンでのWBCにおいてジャッジチームのカリブレーショ ンマネジメントに携わりました。彼は世界で4名しかいないWBC認定ヘッドジャッ ジの一人で、2008年 コペンハーゲン・2009年アトランタ・2010年ロンドンの過 去3年間ヘッドジャッジとして参加しており、WBCのTraining Committeeのメンバーです。 Michael Yungは、2006年バンクーバーにあるPremium retail coffee shop『Caffe Artigiano』でバリスタとして働き始めました。2007年に初めてバ リスタ選手権に出場・2007年度のカナダチャンピオン になりました。2008年に はデンマーク/コペンハーゲンでのWBCに出場、51人の選手中5位の結果を出しま した。 彼は以降WBCの活動 に積極的 に参加し、Rules&Regulations Committeeの活動や ジャッジとしての参加を続けています。ジャッジにおいては、これまでカナダ・ アメリカ・グアテマラ・ コロンビアでの予選・決勝 にセンサリージャッジ・テ クニカルジャッジ・ヘッドジャッジとして参加してきました。 また、 Canadian National Barista Championship Organization Committeeと Canadian National Barista Championship Judges Certification Committee両 方のメンバーとして活躍しています。 2009年アトランタ・2010年 ロンドンでのWBCでは、世界で9名しかいないWBC認定 テクニカルジャッジとして参加しました。 2009年には自身でコーヒーコンサルタント会社『baristahands』を立ち上げ、バ リスタトレーニング・競技会トレーニング・セミナーをカナダ・メキシコ・コ ロンビ ア・香港の顧客向けに 提供するようになりました。 2010年にはカナダから香港へ拠点を移し、コーヒー大使として『Graffeo Coffee Roasting Campany』で活動したり、新たに設立された『Graffeo Coffee academy』 のディレクターを務め香港ビジネス地区の中心部で世界トップクラスのトレーニ ングを展開しています。 どうです?この肩書きを読むとスゴイですよね、今回はこの2人にセミファイナルの前日からカリブレーションがありました。 最初にWBCルールの変更点などを説明、その後はフレンチプレスを使ってのカッピング、豆は3種類、ロースターはスタンプタウンでした。 ご存知エルインヘルト。うまかった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 その後はセンサリーとテクニカルの実践形式での審査。 ざっとこの間8時間です。。。8時間もちろんお昼ぬき どーです、すごいでしょ? そんな彼らにファイナルまで選んでいただけたことを大変光栄に思います。 ファイナルのジャッジメンバー左から丸美珈琲の後藤さん、私、FIAT CAFFEの平井さん、MIKE、BRENT、セントベリーコーヒーの富川さん、日本人唯一のWBC審査員でもあるボンタインの加藤さん。 決勝が終わった翌日、午前はバリスタセミナーのボランティア参加しました。写真のみで振り返ってみましょう。 WBC理事のEMILY OAKも参加 内容は…コーヒーの可能性は∞ということで この世界基準を忘れないように がんばります… ん〜終わらない午後はまた次回に持ち越し Ciao!